コロナと経済

コロナウイルスが世界経済に与えた影響は計り知れないものがありますが、コロナの終息による改善は時間の問題でしょう。

ただ、個人レベルのコロナ感染は容易に改善しません。
コロナの症状が治まったとしても、後遺症が残る人もいます。

また、インフルエンザのシーズンとなり、コロナウイルスとインフルエンザの両方への注意をしなければなりません。

幸いなことにどちらのウイルスも症状が似通っているため対策も同じようになります。
つまり、コロナウイルス対策をしておけば、それがインフルエンザ対策となるでしょう。

コロナウイルスによって外出自粛が行われてきましたから、飲食店や観光地などは大きな打撃を受けています。

国からの補助金交付では賄えないほどの赤字経営となってしまっているのです。
すでに倒産したり店舗をたたんでいる人も少なくありません。

また、解雇によって収入の道を断たれた人たちも少なくありません。
インターネットを活用して経済の立て直しを図ろうとする動きが活発になってきました。

そこにビジネスチャンスを見出しているのです。
また、飲食店では店舗での飲食を避けてテイクアウト販売を広げようとしています。

一番大きい動きはテレワークでしょう。
インターネットが一般的になったことで、どこにいてもネットワークを接続することができます。

つまり、オフィスへの通勤の意味がなくなっているのです。
もちろん、顔を合わせたコミュニケーションの必要性が減少したわけではありませんが、顔を合わせなくてもできる仕事がたくさんあることに気づかされました。

通勤時間の短縮も大きな効果です。
経済的には大きなマイナスですが、その一方であたらしい働き方が促進されると期待されています。
ビジネスチャンスはどこにでも転がっており、それを積極的に活用できるかどうかがカギとなるでしょう。

仕事がないと悲観するだけではなく、自分ができることを考えるきっかけとしたいものです。
高齢者や長年続けてきた仕事を同じ形で守っていくことは厳しいのが現実ですが、新しい考えを取り込む時期に来ているのです。

これからの世界経済はコロナ前とコロナ後と言う分け方になるかもしれません。
そこには新しい視点が必要です。