中性脂肪による弊害

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中性脂肪による弊害

メタボリックシンドロームの現状がよくならないことを受け、メタボ診断が義務化とされました。
そのため、医師の診断を受けて今の状態を何とかしようと思っている人も多い事でしょう。
例えば、中性脂肪が高い、コレステロール値が高い、血圧が高いなどなど、年をとってくると、こうした耳が痛いようなこともいろいろと言われるようになって来ます。

 

そもそもメタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満、高血圧、高血糖、高脂血症といった症状が二つ以上合併した症状のことをいいます。
このうち高脂血症には、中性脂肪の値が大きく関係して来るんです。

 

高脂血症とは、血液中に溶けている脂質の値が必要量よりも異常に高い状態を指します。
また、異常に増加していても、ほとんど自覚症状などがないという特徴もあります。
この血中脂質が高い状態が続くと、狭心症や心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高まるので、十分な注意が必要です。
死に至る怖い病気です。

 

ただしメタボ診断の基準は、男女ともにウエストの測定値で決められるという大雑把なものなので、そのことが問題として取り上げられることもあります。
しかしながら、中性脂肪やコレステロールを減らすことは健康を維持する上で不可欠なことであり、無視できない大きな問題であるともいえるでしょう。
中性脂肪が高い状態を改善するには、まず普段の食生活から見直していかなければなりません。
脂分の多い肉を食べる機会を減らすのもいいですし、野菜を多く摂ることも大切です。
また、青魚には中性脂肪を減らす成分が含まれているので、それらを積極的に食べるようにするのもいいでしょう。