閉塞性動脈硬化

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足へ流れている動脈にも、動脈硬化は発症します。足に起こる動脈硬化で問題なのは、「閉塞性動脈硬化症」です。
閉塞性動脈硬化症は、足の動脈が狭くなったり詰まったりして、流れる血液が少なくなり、痛みが出たり歩くのが困難になったりする血管の病気です。
重症化すると、足を切断しないといけない場合もあります。

 

足に動脈硬化が起きた場合、脳や心臓を通る血管にも動脈硬化が原因で起こる病変がみられることが多いです。そのため、足に血管病が見つかったら、
他の血管のことも意識して予防や治療をしていきます。

 

閉塞性動脈硬化の症状は、手足がしびれたり冷たく感じたり指が青白かったり、一定の距離を歩くとふくらはぎが締め付けられるように痛くなって歩けなくなったり、
夜寝る時に手足が常に痛くて眠れなかったりします。

 

閉塞性動脈硬化症の改善方法には、運動療法があります。
閉塞性動脈硬化症になると、足が痛くて歩くのが困難になりますが、できる範囲で歩くことで細い血管が発達し血流が良くなって、
徐々に歩ける距離が延びていきます。

 

また、タバコを吸っている人の改善方法は、やはり一番良いのが禁煙することです。
タバコの煙に含まれているニコチンは、悪玉コレステロールの働きを活発にする作用があります。
さらに、煙として吸い込まれる一酸化炭素は、体内に十分な酸素が運ばれなくなって慢性的に酸欠状態になり、血管内の赤血球が増加し、
動脈硬化を引き起こすのです。

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