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自然な妊娠を望んでいて避妊をせずに夫婦生活を送っていても、なかなか妊娠できない方も多いです
不妊で悩む方は人に相談しにくいのか、あまり表面化していません。
ですが、データを見ると妊娠を望む方のなかで1割の人が不妊で悩んでいるそうです。
10人に1人は自然に妊娠ができず、不妊治療を始めるか、そのまま諦めてしまいます。
女性の冷え症を改善するなど、体質改善で不妊の悩みを解決させる方法もあるようですが、パートナーと相談して早めに不妊治療をスタートしてみることもよいでしょう。
出産に適した年齢もありますので、年は待ってくれませんからね。
さて、不妊治療の流れでは、一般的にいくつかの検査をしてから治療に入ります。
例えば、基礎体温を計ることもそうです。
不妊治療の流れで、この基礎体温を付けることは大切な第一歩となるのです。
朝、目が覚めたら、布団に入ったまま、すぐに体温を測定します。
これを毎日行い、グラフにすることで、低温期と高温期がわかります。
高温になるのは、排卵後、黄体ホルモンが分泌されていて、中枢に働きかけるためです。
ですから、高温にならず一定している場合は、排卵が起きていないかもしれません。
こうして、基礎体温を計ることで、排卵がきちんと起きていても妊娠しないのなら別の原因があるでしょうし、卵巣の働き、また、ホルモンバランスが乱れていることも
基礎体温のグラフでわかります。
基礎体温は、不妊治療の流れでとても大切なことなので、実際に病院に行く前に、自分で数ヶ月は計っておくとよいでしょう。