JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院が、ひざに悩む方でも不安なく、 少しでも楽に歩き続けてもらうために開発したオリジナルサポーターです。

関節の痛みと健康

健康な人でも膝関節の痛みを持っている人はたくさんいます。
つまり、膝関節の痛みと健康は直接的な関係はないと言えるでしょう。
自分は健康だから病気にならないと思っていても、急に膝に痛みが出てきて、検査してみると膝関節が弱っていたと言う場合もあります。

 

関節の痛みは徐々に表れることもありますが、急に痛くなるケースもあるのです。
もちろん、それらは膝の痛みと言う点では同じですが、原因はまったく違うことが多いようです。
高齢になって関節の痛みを感じる人は多いのですが、その痛みは軟骨が徐々にすり減ることによって生じる痛みです。

 

変形性膝関節症と呼ばれる病気です。
健康だと思っていても、体の中では少しずつ衰えが始まっているのでしょう。
現代人は健康に気を付けていますが、どうしても病気になってしまうことは避けられません。

 

その時になって改めて健康のありがたみを感じる人もいます。
膝関節は歩くたびに負担がかかっています。
例えば60歳になった時に、それまで膝関節の曲げ伸ばしを何回やったことでしょうか。

 

1日1万歩歩けば、1年で300万歩、60年で1億8千万歩となります。
これだけの回数の関節の曲げ伸ばしに耐えていますから、軟骨が変形するのも当たり前のような気がします。
ただ、高齢になっても元気に散歩をして、痛みなど感じない人がいるのも事実です。

 

同じ健康でも違いがあるのでしょう。
膝の痛みを和らげるためのサプリメントなども販売されており、それを毎日飲んでいる人もいます。
人それぞれに健康法はありますから、自分なりの健康法で十分です。

 

注意しなければならないのは膝の痛みが出てくると、日常生活に大きな影響を与えてしまうことです。
歩けなくなれば、外出も気軽にできません。
若い時から体を鍛えておくことは、老後の健康に大いに役立ちます。

 

特に足を鍛えておくことです。
膝に負担がかからない歩き方を理解して、積極的に散歩をしてください。
朝の公園に行くと、夫婦でウォーキングをしている人を見るでしょう。

 

あなたも二人で散歩を楽しみましょう。
周りの景色を楽しむのんびりした散歩ではなく、少し大股で早めのスピードを維持します。
太ももやふくらはぎの筋肉を付けておくと、膝関節を保護することにつながります。

貴方の身体病んでいませんか?