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どうして自分が水虫になってしまったのか、心当たりがある人は殆んどいませんね。
知らないうちに白癬菌が皮膚に付着した結果が水虫だからなんです。
家族の中に水虫に感染している人がいれば、床やバスマットなどから白癬菌に感染することが多いと言われています。
もちろん、白癬菌が付着しただけでは水虫にはなりません。
感染したところを洗わずに放置していると水虫になる確率が高くなります。
水虫の治し方ばかりを考えている人が多いのですが、原因を取り除くことの方が重要です。
原因が続いていれば、一度治ってもまた感染してしまうからなんです。
白癬菌はカビの一種ですから、湿気が多いところを好みます。
また、皮膚の奥の方までカビが広がりますから、表面だけを見て完治したと思わないようにしなければなりません。
水虫はかゆくてたまらない病気と思っている人が多いのですが、薬を付け始めるとかゆみは数日で収まります。
しばらくすると皮膚がはがれてきます。
それは角質です。
角質は不要となった皮膚ですから問題はありません。
その後の新しい皮膚にも白癬菌がいます。
そこに塗り薬で抗菌効果を高めるのです。
角質がはがれることで白癬菌は体から離れていきます。
水虫は足の指だけにできるわけではありません。
爪の中、手、体全体、太ももの内側、頭部などどこにでも出来るんです。
それぞれのカビの種類は違いますが、同じような塗り薬を使います。
短期間の治し方を期待するのではなく、長期戦で構えておくことが重要です。
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