狭心症から心筋梗塞へ

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狭心症の症状はある程度はっきりとはしていますが、それが狭心症のシグナルと気付かない人も多いと言われています。 
その一番の原因は、鈍痛であるとためなかなか気が付かないという点でしょう。
人間が危険性を感じる症状は、「刺すような痛み」と形容される瞬間的な強い痛みです。
耐えられる程度の痛みであれば、どうしても放置されがちになってしまいます。
狭心症の症状は、まさにその典型ともいえます。

 

そんな狭心症を放置し続けていると、次第に病状が悪化していきます。
既に冠動脈内部が狭まっている状態で、さらにそこで血栓が生まれたり、他の箇所の血栓が流れてきて詰まったりした場合は血栓ができてしまい、血液の流れがストップしてしまいます。
これが、心筋梗塞なんです。

 

心筋梗塞の恐ろしい点は、血液の流れが鈍ったり弱くなったりするのではなく、完全に止まり、その先に血液が届かなくなってしまうと言う事です。
それがどういう状態を引き起こすのかというと、簡潔に言えば「死」です。
細胞に血液が行き届かないと、酸素や栄養が身体の各所に行き渡りません。
そうなると、その部分は壊死してしまいます。
それが内臓であれば、当然命に関わります。
血液無しでは、人間の身体は、生きていけないようにできているのです。

 

狭心症から心筋梗塞に進行すると、明らかに症状が変わります。
これを見逃せば、確実に命の危険に晒されるでしょう。
心筋梗塞の症状をしっかりと頭に入れておき、そのシグナルにいち早く気付くようにしましょう。
ちょっとでも心配ならやはり病院で検査をする事をお勧めします。

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狭心症の定義
狭心症は、心筋梗塞の一歩手前の状態と考えて差し支えありません。 狭心症になった人全てが心筋梗塞への可能性を秘めた状態と言っても良いでしょう。
狭心症の症状
狭心症は、急性心筋梗塞のように「発作が起きた時点で死亡する可能性がある」という病気ではありません。 つまり、突然死の要因事由というわけではないのですが
狭心症の発端
胸痛が起こったら、心筋梗塞の前兆でもある狭心症を疑う必要があります。 とはいえ、胸が痛いから必ずしも狭心症とは限らないのも事実です。 そうしたこともあり、狭心症の症状が出ても病院へ行かない人が多いようです。
心筋梗塞の症状
狭心症から心筋梗塞に病状が進行すると、その症状は劇的に変化します。 まず、胸の痛みの度合いが変わります。 狭心症は鈍痛と表現できる痛みなのに対し、心筋梗塞の痛みは「胸をえぐられるような痛み」と形容されるほどの激痛が走ります。
心筋梗塞を疑う状況
誰しもが、心筋梗塞になどなりたい訳では有りませんよね。 ただ、様々な要因で発病してしまう可能性は誰にも否定できません。 どれだけ健康管理に気を配って、規則正しい生活をしている人でも、大きな病気を抱える危険はあるのです。
無痛性、無症候性の心筋梗塞に注意
胸の痛みが発生した時点で心筋梗塞を疑うこと自体には、何ら問題はありませんが。 ただ、この公式だけを頭に入れて置くと、場合によっては取り返しの付かない事態になってしまうことも有り得ます。
心筋梗塞の原因
死に到る病であり、日本人の死亡率でもトップクラスに位置する心筋梗塞です。 当然ながら、その症状が出る前に予防しておきたい病気の一つです。 発症率を完全に0%にするというのは難しいかもしれませんが、リスクを軽減させることは十分に出来る病です。
心筋梗塞の分類
ひと言で心筋梗塞と言っても、その種類は様々ですね。 そして、その分類方法も複数存在しています。
まず自己診断を
狭心症や心筋梗塞という病気は、早期発見が非常に重要となってきます。 特に心筋梗塞に進行してしまうと、助からない可能性が飛躍的に上昇してしまいます。 この病気の死亡率が高いのは、既に助かりようがない状態で病院に運ばれるという状況が極めて多いためだそうです。
受診する病院
自己診断により、狭心症や心筋梗塞の症状が出ているのでは…?という疑いを持った場合、病院へ行くことになります。  ただ、その病院をどこにすべきかという点で迷ってしまう可能性があります。 実際、病院ならどこでも良いというわけではありません。
診察の際の注意事項
病院へ行くケースは、必ずしも心筋梗塞の症状が悪化した場合とは限りません。 むしろ、症状がまだ弱い段階で行く方が、あらゆる意味で得策です。
診察の内容
基本的に、症状が重くても、あまり重くない場合でも、病院にいった際にはまず問診を受けます。 初診時における重要な診察なので、聞かれたことには正直に答えるようにしましょう。