心エコー検査とCT検査

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心筋梗塞や狭心症などの心臓病は、生命を維持する重要な臓器だけに、かなりナイーブな診断が行われます。
そのため、様々な検査を行い、その総合的判断の下で、心臓に異常があるかどうかの判断が下されます。
そのため、基礎検査や心電図検査以外にもいくつもの検査があります。

 

例えば、プローブという超音波発信機を用いる「心エコー検査」という検査があります。
プローブを胸に当て、高周波数の超音波を心臓へと発信させます。
そして、それに対して返ってくる波、すなわち「反射波(エコー)」を受信することで、心臓の状態を調べる検査です。
そのため、「心臓超音波検査」と呼ばれる事もあります。

 

心エコー検査(心臓超音波検査)の特徴は、心臓の詳しい状態を確認できる点にあります。
エコーによって心臓を立体的に検査ができるので、単純な平面図というわけではなく、心臓そのものの状態がリアルにわかります。
大きさ、形、弁の位置や状態、血流の状態など、心臓に関する様々な情報が得られる方法だそうです。
症状がどの位置のトラブルで発生しているのか、かなり詳細まで特定できるメリットもあり、安全性も高いことから近年多くの病院が行っている検査方法でもあります。
心筋梗塞の発見に対し、非常に高い精度を誇る検査といえるでしょう。

 

症状が出ているのになかなか問題の箇所がわかりにくい場合は、CT検査を行います。
CT検査は、よく医療ドラマなどのワンシーンで目にする機会も多い有名な検査方法ですね。
輪切りにしたような断面図をコンピュータ断層撮影によって撮影し、人間の身体を立体的に解析するというものです。

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狭心症の定義
狭心症は、心筋梗塞の一歩手前の状態と考えて差し支えありません。 狭心症になった人全てが心筋梗塞への可能性を秘めた状態と言っても良いでしょう。
狭心症の症状
狭心症は、急性心筋梗塞のように「発作が起きた時点で死亡する可能性がある」という病気ではありません。 つまり、突然死の要因事由というわけではないのですが
狭心症の発端
胸痛が起こったら、心筋梗塞の前兆でもある狭心症を疑う必要があります。 とはいえ、胸が痛いから必ずしも狭心症とは限らないのも事実です。 そうしたこともあり、狭心症の症状が出ても病院へ行かない人が多いようです。
狭心症から心筋梗塞へ
死に到る病として世界的に最も恐れられている病気は、恐らくはガンではないでしょうか。 日本においてもそれは例外ではなく、病気による死亡要因として最も多いのはガンで、それはもう何十年と続いています。 そして、そのガンに次ぐ死因となっている病気は「心筋梗塞」だそうです。
心筋梗塞の症状
狭心症から心筋梗塞に病状が進行すると、その症状は劇的に変化します。 まず、胸の痛みの度合いが変わります。 狭心症は鈍痛と表現できる痛みなのに対し、心筋梗塞の痛みは「胸をえぐられるような痛み」と形容されるほどの激痛が走ります。
心筋梗塞を疑う状況
誰しもが、心筋梗塞になどなりたい訳では有りませんよね。 ただ、様々な要因で発病してしまう可能性は誰にも否定できません。 どれだけ健康管理に気を配って、規則正しい生活をしている人でも、大きな病気を抱える危険はあるのです。
無痛性、無症候性の心筋梗塞に注意
胸の痛みが発生した時点で心筋梗塞を疑うこと自体には、何ら問題はありませんが。 ただ、この公式だけを頭に入れて置くと、場合によっては取り返しの付かない事態になってしまうことも有り得ます。
心筋梗塞の原因
死に到る病であり、日本人の死亡率でもトップクラスに位置する心筋梗塞です。 当然ながら、その症状が出る前に予防しておきたい病気の一つです。 発症率を完全に0%にするというのは難しいかもしれませんが、リスクを軽減させることは十分に出来る病です。
心筋梗塞の分類
ひと言で心筋梗塞と言っても、その種類は様々ですね。 そして、その分類方法も複数存在しています。
まず自己診断を
狭心症や心筋梗塞という病気は、早期発見が非常に重要となってきます。 特に心筋梗塞に進行してしまうと、助からない可能性が飛躍的に上昇してしまいます。 この病気の死亡率が高いのは、既に助かりようがない状態で病院に運ばれるという状況が極めて多いためだそうです。
受診する病院
自己診断により、狭心症や心筋梗塞の症状が出ているのでは…?という疑いを持った場合、病院へ行くことになります。  ただ、その病院をどこにすべきかという点で迷ってしまう可能性があります。 実際、病院ならどこでも良いというわけではありません。
診察の際の注意事項
病院へ行くケースは、必ずしも心筋梗塞の症状が悪化した場合とは限りません。 むしろ、症状がまだ弱い段階で行く方が、あらゆる意味で得策です。