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病院へ行き、実際に心筋梗塞、あるいは狭心症であるという診断が下された場合は、そこからは治療を行っていくことになります。
基本的に治療は病院が行うものであり、治療方針は担当医の判断に委ねられます。
そのため、詳しい治療法を患者側が覚える必要は特に必要ないでしょう。
しかし、現在の症状に対してはどのような治療方法があるのか、それぞれの治療法にどんなメリットとデメリットなどがあるのかということを知っておけば、説明を聞く際により理解度が深まり、治療に専念することができます。
また、場合によってはセカンドオピニオンを仰ぐ判断材料のひとつとなる可能性もあります。
医師の提示した治療法が、果たして現在の自分の症状に対して適切なのかを判断する上でも、狭心症や心筋梗塞の治療方法に関しては、ある程度の知識として入れておくべきでしょう。
心筋梗塞の治療方法には、主に「薬物療法」「カテーテル療法」「外科療法」「生活療法」等があります。
薬物療法は薬を使って心筋梗塞の発作を抑え込むもので、最もスタンダードな治療法といえます。
カテーテル療法は心筋梗塞ならではの治療方法で、カテーテルを冠動脈内に挿入して治療を行うものです。
外科療法は手術を施して問題箇所の改善を図るもので、生活療法は日常生活の中で食事や運動を行い、症状を緩和、改善していく治療法です。
狭心症の段階では、通常は薬物療法が行われます。
ただ、狭心症であっても症状が進行している状況で、心筋梗塞へ移行する可能性が高い場合には手術が採択されることもあります。
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- 病院へ行くケースは、必ずしも心筋梗塞の症状が悪化した場合とは限りません。 むしろ、症状がまだ弱い段階で行く方が、あらゆる意味で得策です。