狭心症の発見に有効な検査

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基礎検査以外にも、狭心症や心筋梗塞に関する検査は他にもいくつか行われます。
問診で疑わしいと判断された場合はこれらの検査を行い、実際に狭心症や心筋梗塞などの症状が出ているか、あるいは症状がどの程度進行しているかを明確にしていくのです。

 

比較的軽い胸痛がある場合、まずは狭心症が疑われます。
その際によく用いられる検査方法には、「運動負荷試験」が挙げられます。
これは、胸痛が特定の場合に起こるというケースで行われる検査です。
心筋梗塞ではないと判断され、緊急性を要さない場合に用いられる事がおおいです。

 

運動負荷試験という検査は、運動をして身体を動かした場合に心臓に異常が現れるという症状を抱えている人に対して行われます。
心電図の電極をつけている状態で軽い運動を行い、その際の心電図の動きを見るもので、運動が発端となる発作は、この検査によって判明します。

 

運動負荷試験には、いくつかの検査方法があります。
最もポピュラーなのは「マスター階段昇降」です。
踏み台の上り下りを反復する有酸素運動を行うというものです。
マスター階段昇降の検査では、運動前、運動直後、そして運動2分後、運動3分後の心電図をとって調べます。
どの段階で心臓に異常が現れるかを図るためです。

 

このように時間で行う検査を「ダブル」と言い、他にも1分30秒まで行う「シングル」や4分30秒まで行う「トリプル」があります。
一般的に行われるのは「ダブル」です。
この他にも、「トレッドミル法」や「自転車エルゴメーター」等の検査方法もあります。

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狭心症の定義
狭心症は、心筋梗塞の一歩手前の状態と考えて差し支えありません。 狭心症になった人全てが心筋梗塞への可能性を秘めた状態と言っても良いでしょう。
狭心症の症状
狭心症は、急性心筋梗塞のように「発作が起きた時点で死亡する可能性がある」という病気ではありません。 つまり、突然死の要因事由というわけではないのですが
狭心症の発端
胸痛が起こったら、心筋梗塞の前兆でもある狭心症を疑う必要があります。 とはいえ、胸が痛いから必ずしも狭心症とは限らないのも事実です。 そうしたこともあり、狭心症の症状が出ても病院へ行かない人が多いようです。
狭心症から心筋梗塞へ
死に到る病として世界的に最も恐れられている病気は、恐らくはガンではないでしょうか。 日本においてもそれは例外ではなく、病気による死亡要因として最も多いのはガンで、それはもう何十年と続いています。 そして、そのガンに次ぐ死因となっている病気は「心筋梗塞」だそうです。
心筋梗塞の症状
狭心症から心筋梗塞に病状が進行すると、その症状は劇的に変化します。 まず、胸の痛みの度合いが変わります。 狭心症は鈍痛と表現できる痛みなのに対し、心筋梗塞の痛みは「胸をえぐられるような痛み」と形容されるほどの激痛が走ります。
心筋梗塞を疑う状況
誰しもが、心筋梗塞になどなりたい訳では有りませんよね。 ただ、様々な要因で発病してしまう可能性は誰にも否定できません。 どれだけ健康管理に気を配って、規則正しい生活をしている人でも、大きな病気を抱える危険はあるのです。
無痛性、無症候性の心筋梗塞に注意
胸の痛みが発生した時点で心筋梗塞を疑うこと自体には、何ら問題はありませんが。 ただ、この公式だけを頭に入れて置くと、場合によっては取り返しの付かない事態になってしまうことも有り得ます。
心筋梗塞の原因
死に到る病であり、日本人の死亡率でもトップクラスに位置する心筋梗塞です。 当然ながら、その症状が出る前に予防しておきたい病気の一つです。 発症率を完全に0%にするというのは難しいかもしれませんが、リスクを軽減させることは十分に出来る病です。
心筋梗塞の分類
ひと言で心筋梗塞と言っても、その種類は様々ですね。 そして、その分類方法も複数存在しています。
まず自己診断を
狭心症や心筋梗塞という病気は、早期発見が非常に重要となってきます。 特に心筋梗塞に進行してしまうと、助からない可能性が飛躍的に上昇してしまいます。 この病気の死亡率が高いのは、既に助かりようがない状態で病院に運ばれるという状況が極めて多いためだそうです。
受診する病院
自己診断により、狭心症や心筋梗塞の症状が出ているのでは…?という疑いを持った場合、病院へ行くことになります。  ただ、その病院をどこにすべきかという点で迷ってしまう可能性があります。 実際、病院ならどこでも良いというわけではありません。
診察の際の注意事項
病院へ行くケースは、必ずしも心筋梗塞の症状が悪化した場合とは限りません。 むしろ、症状がまだ弱い段階で行く方が、あらゆる意味で得策です。