インフルエンザ予防・うがいについて

インフルエンザの予防としてうがいも、もちろん効果があります。
まずインフルエンザの感染については飛沫感染と接触感染があります。
そしてこのどちらにも関係するのが、空気中の存在です。

 

例えばインフルエンザウイルスを持った人がしゃべったり、咳をしたり、くしゃみをしたりすることで、飛沫感染に注意しなければなりません。
これらの飛沫が空気中に舞っている可能性があり、それがいろいろなところに落ち、そこを手で触れると接触感染にもなります。

 

つまりインフルエンザが流行しているときには、空気中にもウイルスが舞っている可能性が高いのです。
そのため外出から帰ったら、うがいをしましょうと言われているのです。

 

しかし一般の風邪なら外出から帰ったときに、うがいをするだけでもしっかり予防になりますが、インフルエンザウイルスの場合は、口や鼻から侵入してきた場合、20分以内にうがいをしないと意味がないのです。
つまりインフルエンザの場合は、20分に1度のうがいが必要ということになりますが、やはりなかなかそれは難しいことではないでしょうか。

 

しかしインフルエンザが流行する時期は一般の風邪もはやっています。
風邪を引いて抵抗力が落ちているときには、インフルエンザもうつりやすくなってしまうため、風邪予防のためにも、外出から帰ったときには必ずうがいをするという習慣はつけておきたいものです。
うがいは特にうがい薬を使わなくても、緑茶や紅茶など殺菌力の高いものを使用しましょう。