血糖値と年齢

血糖値と年齢

血糖値と年齢

糖尿病になりやすいかどうかを判断するには血糖値が一番わかりやすいでしょう。
もちろん、高血糖だからと言って糖尿病というわけではありません。
しかし、糖尿病ならば高血糖ということは言えるのです。

血糖値の値は年齢とどのように関係しているのでしょうか。
大まかな傾向として、年齢が高くなるに従って血糖値も上がります。
これは日本人の平均的なものですから、個人差はもちろんあります。

二十歳ぐらいの時の血糖値は80前後です。
それから年齢とともに上昇し、50歳では100ぐらいです。
また、血糖値は食事と密接にかかわってきます。

糖分が多い食事をすれば、一時的に血糖値は上昇します。
したがって、検査で血糖値を計るのであれば、空腹時や食後何時間と言ったタイミングで計らなければなりません。

正常な人で空腹時は100未満、食後2時間で140未満だと言われています。
それから若干高い人は正常高値と言われます。
その上が糖尿病になりかけです。

そして、正常値から20以上高い場合を糖尿病となります。
自分の日常の値を知っておくことは非常に重要です。
糖尿病になったとしても、この数値を下げることができたならば、完治することになるので
す。

実際に糖尿病になった時には、ヘモグロビンA1Cというものを測定します。
この値が糖尿病では非常に重要なのです。
この数値を常に意識しながら、生活をしていくことになるのです。
ヘモグロビンA1Cはパーセントで表されます。

この数値が5.8%未満であれば、全く問題ないと言うことです。
8%を越えると非常にまずい状態と言えます。
健康診断の時の自分の値を確認してみましょう。