血糖値とは

血糖値とは

血糖値とは

血糖値が高いと言われたことのある人は結構多いのではないでしょうか。
それでは血糖値が高いとどうなるのでしょうか。
血糖値が高いと言うことは血液中の糖分が多いと言うことです。

これは糖分を血液中から細胞に移動させるインスリンが十分働いていないと言うことが想定されます。
それはインスリンの生産がスムーズではないケースや、インスリンの働きが衰えている状態(インスリン抵抗性)が考えられます。

このような状態になると血液中の糖分とインスリンが高くなるのです。
高血糖になるとどのような弊害がでるのでしょうか。
まずは血圧が上がります。

血液中のインスリンが腎臓の働きに影響を与えます。
血管に水が溜まることによって血圧が上がるのです。
また、交感神経を緊張させますから、それによっても血圧が上昇します。

糖分と、インスリンは食欲にも関係しています。
血糖値が高くなると、空腹、満腹という状態を体がうまく把握できなくなります。
そのため、食べても食べても空腹感を感じることになるのです。

間食をしたり、おやつを食べたりすることによって、体重は増えてしまうのです。
太るとさらに血糖値が上がりますから、悪循環になってしまうのです。
また、血液中の糖分がコレステロール値にも影響を与えます。

善玉コレステロールが少なくなるのです。
また、中性脂肪の増加も見られるようになります。
このように血糖値が高いと言うことは、いろいろなところに影響を与えます。

それはすべて悪い方向に働くのです。
動脈硬化などの原因にもなってきます。
心当たりがある人は注意して下さいね。