白衣高血圧とは

白衣高血圧とは

白衣高血圧とは

一口に高血圧と言いましても、最近はさまざまな呼び名の高血圧があります。
今回、ご紹介いたしますのは「白衣高血圧」という高血圧ですが、これについて何かご存じでしょうか。

他の呼び名として「白衣症候群」や「ホワイトコート症候群」などという場合もあります。
なんとなくこれらの名前から想像がつくかたはいらっしゃいますか。
この高血圧は、非常に特殊な高血圧で、病院の医師の前でだけ血圧が高くなってしまう症状を言います。
なぜ、このようなことが起こるのかと申しますと、結局のところは緊張感からくるものだと言われています。

ご自宅で血圧を測る時には、いつも正常値であるのに、病院で測るときだけ高血圧になるというのは、それ以外に考えられないでしょうね。
機器の故障なども可能性としてはありますが・・・。
血圧というのは自律神経系の作用で変化するもので、その自律神経系の作用は精神状態に左右されています。

ですから、ご自宅で測った時には正常値であったとしても、病院の診察室に入って、医師や看護師の目の前で血圧を測ることになると緊張してしまい、血圧が上昇してしまうんです。
問題なのは、普段からよく血圧を測る習慣のないかたは、病院で測った血圧が本来の高血圧であるのか、白衣高血圧であるのかの区別がつかないと言う事なんです。
白衣高血圧であるにもかかわらず、本来の高血圧だと診断されてしまうと困ったことになります。

病院で高血圧だと言われたかたは、ご自宅用の血圧測定器を購入し、しばらくの間、測ってみることをお勧めいたします。
ご自宅で測っても高い値でしたら、本来の高血圧だということになります。
また、血圧は、1日の中でも変化しますから、時間を決めて測定するのが良いでしょう。
朝と夕方の2回位い、測定することをお勧めいたします。

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