血糖値と尿糖

尿酸値が高いと痛風になります。
また、血糖値が高いと糖尿病になります。
尿酸値と血糖値には関係があるのでしょうか。

答えから言うと関係があります。
血糖値が高くなると尿糖の排出が増加します。
それによって尿が増えますから、尿酸が体外へ排出されるのです。

つまり血糖値が高くなると、尿酸値は下がる傾向にあるのです。
一般的には血糖値が高い人も尿酸値が高い人も要注意と考えなければなりません。
どちらも食生活の大きく関係しています。

食生活のバランスが悪いと血糖値が高くなることもありますし、尿酸値が高くなることもあるのです。しかし、両方が同時に高くなることはあまりありませんので、糖尿病と痛風の合併症の人は少ないと言うことになるのです。

しかし、どちらも食生活を改善しなければならないと言うことは間違いありません。
どちらも発病する危険性を持っていると考えてください。
血糖値コントロールによって血糖値を下げると尿酸値が高くなるからです。

健康管理をする時にはその数値ばかりを気にしていてはいけません。
健康的な生活というものがどのようなものであるかは何となくイメージできるのではないでしょうか。

そのイメージから自分の生活がどれくらい外れているのかを考えてみましょう。
そうすれば、どこを改善すべきなのかわかるはずです。

また、そのために自分がどう行動すればいいのかわかるのです。
食生活を改善するために外食を控えるとか、腹8分目にしておくと言ったことです。
適度な運動も大事です。
それらの時間を作る努力をしなければなりません。