狭心症の定義

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狭心症は、心筋梗塞の一歩手前の状態と考えて差し支えありません。
狭心症になった人全てが心筋梗塞への可能性を秘めた状態と言っても良いでしょう。

 

ただ、心筋梗塞だけではなく、それ以外の病気に発展したり、併発したりする可能性もある、非常に怖い病気です、だから心筋梗塞の手前の段階だから安心かというと、そういうわけではないので注意しておきましょう。

 

狭心症の定義は、簡単に説明すると「動脈硬化の進行により冠動脈の血液の流れが悪くなっている状態」です。
つまり、動脈硬化が進行した場合に起こる病気のひとつなのです。
そういう意味では、動脈硬化と心筋梗塞も、切っても切れない関係ということになります。

 

狭心症の定義に含まれている「冠動脈」というのは、心臓に血液を届けている非常に重要な動脈です。
酸素や栄養を運搬している血管の中でも特に重要とされる部分であり、心臓とつながる血管ということで、その負担もかなり大きい箇所ですね。

 

そういう意味では、比較的傷みやすく、詰まりやすい血管と言えるのかもしれません。
だからこそ、注意が必要な病気なんです。

 

狭心症には、「安定狭心症」と「不安定狭心症」とがあります。
これは主に症状で分類し、発作が起きてから治まるまでの症状や時間が毎回類似している場合は「安定狭心症」、発作の回数や症状の重さなどが一定ではなく、ランダムになっているケースが「不安定狭心症」となります。
また、この他にも「労作性狭心症」と「安静狭心症」、「冠動脈硬化性狭心症」と「冠攣縮性狭心症」等といった分類がなされます。

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狭心症の症状
狭心症は、急性心筋梗塞のように「発作が起きた時点で死亡する可能性がある」という病気ではありません。 つまり、突然死の要因事由というわけではないのですが
狭心症の発端
胸痛が起こったら、心筋梗塞の前兆でもある狭心症を疑う必要があります。 とはいえ、胸が痛いから必ずしも狭心症とは限らないのも事実です。 そうしたこともあり、狭心症の症状が出ても病院へ行かない人が多いようです。
狭心症から心筋梗塞へ
死に到る病として世界的に最も恐れられている病気は、恐らくはガンではないでしょうか。 日本においてもそれは例外ではなく、病気による死亡要因として最も多いのはガンで、それはもう何十年と続いています。 そして、そのガンに次ぐ死因となっている病気は「心筋梗塞」だそうです。
心筋梗塞の症状
狭心症から心筋梗塞に病状が進行すると、その症状は劇的に変化します。 まず、胸の痛みの度合いが変わります。 狭心症は鈍痛と表現できる痛みなのに対し、心筋梗塞の痛みは「胸をえぐられるような痛み」と形容されるほどの激痛が走ります。
心筋梗塞を疑う状況
誰しもが、心筋梗塞になどなりたい訳では有りませんよね。 ただ、様々な要因で発病してしまう可能性は誰にも否定できません。 どれだけ健康管理に気を配って、規則正しい生活をしている人でも、大きな病気を抱える危険はあるのです。
無痛性、無症候性の心筋梗塞に注意
胸の痛みが発生した時点で心筋梗塞を疑うこと自体には、何ら問題はありませんが。 ただ、この公式だけを頭に入れて置くと、場合によっては取り返しの付かない事態になってしまうことも有り得ます。
心筋梗塞の原因
死に到る病であり、日本人の死亡率でもトップクラスに位置する心筋梗塞です。 当然ながら、その症状が出る前に予防しておきたい病気の一つです。 発症率を完全に0%にするというのは難しいかもしれませんが、リスクを軽減させることは十分に出来る病です。
心筋梗塞の分類
ひと言で心筋梗塞と言っても、その種類は様々ですね。 そして、その分類方法も複数存在しています。
まず自己診断を
狭心症や心筋梗塞という病気は、早期発見が非常に重要となってきます。 特に心筋梗塞に進行してしまうと、助からない可能性が飛躍的に上昇してしまいます。 この病気の死亡率が高いのは、既に助かりようがない状態で病院に運ばれるという状況が極めて多いためだそうです。
受診する病院
自己診断により、狭心症や心筋梗塞の症状が出ているのでは…?という疑いを持った場合、病院へ行くことになります。  ただ、その病院をどこにすべきかという点で迷ってしまう可能性があります。 実際、病院ならどこでも良いというわけではありません。
診察の際の注意事項
病院へ行くケースは、必ずしも心筋梗塞の症状が悪化した場合とは限りません。 むしろ、症状がまだ弱い段階で行く方が、あらゆる意味で得策です。
診察の内容
基本的に、症状が重くても、あまり重くない場合でも、病院にいった際にはまず問診を受けます。 初診時における重要な診察なので、聞かれたことには正直に答えるようにしましょう。