血液循環としびれ

皆様は、足がしびれたり、手がしびれたりした事、有りますか？
例えば、正座を長い時間していたら、足がしびれてしまいますよね。
また、眠っている間、腕を体の下にしたまま、一晩中寝ていたら、手や腕がしびれてしまうような経験って、どなたにもあると思います。

 

男性の方は腕枕をしてあげたら、腕がしびれて動かなくなったというような経験もあると思います。
多くの人が正座で経験したことがあると思いますが、この「しびれる」という感覚、激痛でもなければ、痛みでもないし、さらに、かゆみでもないし、とても独特な感覚です。
しびれているときは、その部分に力が入りませんから、歩いたり動かしたりできませんよね。
自分の力ではどうしようも出来ず、コントロール出来無くなることが、しびれなんです。

 

実は、この、しびれると言う現象は、血液循環が行われていないことが原因となって起こる事なんです。
血流が滞ってしまい、中枢神経、末梢神経を圧迫して、しびれが発生します。
ですから、しばらくすると、しびれが治るということは、血液の流れが良くなったから、なんです。

 

確かに、正座の後、足がしびれて立ち上がることが出来なくなる現象も、足を伸ばしておくと治りますからね。
血行が悪くなり、血液循環が悪くなり、さらに、体の水分バランスも崩れるとしびれを起こしやすい体になります。

 

こうして、血行不良で起こるしびれですが、単に血液のめぐりが悪く、それだけが原因で、起こっているしびれではないケースもあります。