ノロウイルスの感染方法その1

みなさんは、普段からノロウイルスの感染に気をつけていますか?
ノロウイルスは、家族で1人でも発症してしまうと、その後、二次感染で他の人にもうつる可能性がとても大きいウイルスです。

感染力が強いので、風邪などがうつることとはわけが違います。
見えないウイルスはどこで付着するかわかりませんので、とても怖いことですが、ノロウイルスがどのように感染するのか、きちんと知っておくべきでしょう。

まず、経口感染です。
経口感染とは、字のとおり、口からウイルスが入るということなんです。
ノロウイルスが付着してしまった食べ物を食べたり、汚染されてしまった飲料水を飲んだりするなど、食中毒のように感染する方法です。

特に二枚貝や、生カキなどは、ウイルスがついている場合があり、それを食べたあと、食中毒を起こすことがあります。
「生のカキでなければ安心だ」と思う方も多いですが、火がよく通っていない場合、やはり貝類で感染するケースも多いそうです。

カキや貝類など、もともとの食材にウイルスが付着しているケースの感染は、以前のケースで多く見られました。
ですが、最近では、飲食店や施設などで、感染しているスタッフが調理をしたり、配膳したり、汚染された手で食材を扱うことで二次感染するケースもとても増えています。

外食産業がこれほど盛んな中で、こうしたケースによる発症があることはとても残念ですが、これはお店側に気をつけてもらうしかありませんよね。
私たちは出されたものを信用して食べるしかありませんからね。