膝関節のストレッチ
膝が痛くて、しっかりと歩くことができない人は少なくありません。
年齢とともに体のいろいろな関節が弱って来るからです。
もちろん、膝の関節だけではありません。
肘、手首、肩など、痛みを訴えている人はあなたの周りにもいるのではないでしょうか。
年齢だけが原因ではないことは、若い人が痛みを感じていることからもわかります。
病院ではいろいろな治療法が試されていますが、どの方法が一番効果的なのかを医学的に説明することは難しいのが現実です。
インターネットで膝関節の痛みについて調べてみましょう。
いくつかの病気は痛みの原因はわかっているのですが、真の原因はわかっていません。
そのため、治療は対処療法となるのです。
ただ、肥満が膝関節に負担となっていることは間違いありませんから、自分が肥満体型だと認識しているなら、今から対策を考えてください。
注意したいのは、スリムな体型になる必要はなく、膝への負担を減らすことが目的です。
無理なダイエットやリバウンドすると体調を壊すことにもつながります。
決して無理をしてはいけません。
ただ、運動をすることはある程度の負荷をかけることですから、どこまでやっていいのかわからない場合が少なくありません。
痛みを我慢したままで、ストレッチを続けるべきではありませんが、少しでも動かせば痛みが出るのです。
ちょっと考えると逆のことのように思われますが、膝に負担をかけずに行うストレッチが重要と言うことです。
膝は軟骨でできていますが、それを動かすためにいろいろな筋肉がつながっています。
つまり、軟骨に負荷をかけないようにして運動をするのです。
周辺の筋肉が強くなることで、膝を守ることができます。
高齢になってあまり歩かなくなると、筋肉が衰えて、膝の軟骨が摩耗してしまうのです。
若い時から散歩などの運動をしてきた人は高齢になっても元気に歩くことができます。
ただ、激しいスポーツをしていると、健康のための運動よりも負荷がかかってしまいますから、膝の痛みが出るのです。
関節を大事にすることはじっとして動かさないことではなく、周辺の筋肉を鍛えて守ることです。
ストレッチにもいくつかの方法があり、医師に相談しながら少しずつ始めることをおすすめします。