JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院が、ひざに悩む方でも不安なく、 少しでも楽に歩き続けてもらうために開発したオリジナルサポーターです。

膝関節の神経

膝関節の痛みは神経と密接な関係があります。
もちろん、神経はいろいろなところにあり、重要な働きをしていることは誰でも知っているでしょう。
ただ、膝の痛みがあると、動いた時に鋭い感じがして、できるだけ動かないようにしたくなります。

 

高齢者に膝関節の痛みを訴える人が多いのは年齢とともに軟骨がすり減ってしまうからです。
その対処として痛み止めの薬や湿布をもらうことでしょう。
しかし、それは神経を一時的に麻痺させるだけですから、時間がたてばまた、痛みが出てきてしまいます。

 

残念ながら、関節の痛みを根本的になくす治療はありません。
それは関節を作っている軟骨が年齢とともに少なくなっていくからです。
サプリメントを服用することで軟骨を作り出すアミノ酸の働きを活発化することはできるかもしれませんが、衰えていく関節に追いつくことはできないのでしょう。

 

いつまでも若いと思っていたら、いつの間にから膝が動かなくなってしまった人もいます。
元気に歩ける時を楽しむことが大切なのかもしれません。
神経の反応を抑えることで痛みを消し去ることはできるかもしれませんが、それは本来の治療からは慣れていくことになります。

 

私たちが健康で長生きするためには、日々の注意が必要なのです。
日常生活で膝にどれだけの負担をかけているかをイメージしてみましょう。
歩く時に、どこに力がかかっているでしょうか。

 

どのような歩き方をすれば、膝の痛みを和らげることができるかを考えてください。
一つ一つは難しくないとしても、それを何十年も続けることが難しいのです。
もちろん、仕事の内容によってはどうしても膝が痛んでしまう場合もあるでしょう。

 

重いものを運んだり、前かがみになって作業をしたりすると、膝関節には体重以上の負荷がかかる場合があります。
疲れた時には無理をせずに、足を休めるようにしてください。
高齢になり痛みが出てから治療を始めるのではなく、痛みが出そうな状態になりそうだと感じた時に対処することがポイントでしょう。

 

神経が刺激されると、それに連動して体のいろいろなところの調子が悪くなります。
温熱療法など、温めたり冷やしたりすることで関節の痛みが和らぐ人もいますが、定期的に治療を受けなければなりません。

貴方の身体病んでいませんか?