JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院が、ひざに悩む方でも不安なく、 少しでも楽に歩き続けてもらうために開発したオリジナルサポーターです。

膝関節と歩き方

病気ではない人でも、歩き方が悪いと膝関節に痛みが出ることがあるようです。
もちろん、急に痛みが出るわけではありません。
徐々に痛くなって行きます。

 

長年にわたる膝への負担に耐えられない状態になって初めて病院に行くことになるのでしょう。
日本人で膝関節の痛みを感じている人の多くはO脚だと言われています。
もちろん、本人は自覚しているわけではなく、病院で指摘されて初めて知るのです。

 

O脚だとなぜ膝関節の痛みになるのでしょうか。
膝の靭帯が関係しています。
膝は軟骨で作られており、その軟骨がスムーズに動いて膝の曲げ伸ばしが可能になるのです。
スムーズに動かないと痛みを感じます。

 

健康な人なら日常生活の中で歩かない日はほとんどないですから、歩き方の影響は大きいはずです。
O脚だと膝が外側を向いてしまいます。
進行方向と平行ではないため、靭帯が捻れた状態になってしまうと考えられます。

 

関節の痛みでクリニックに行ったとしても、明確か治療法は示してもらえません。
原因がわからないからです。
日常生活の中で注意できることは、膝に負担がかからないような歩き方をすることでしょうか。

 

歩きやすい靴を選ぶことも重要なポイントとなります。
できればかかとが低いウォーキングシューズがおすすめです。
ただ歩くのではなく、膝を前に出さないようにして歩きます。

 

膝たけで体重を支えるのではなく、足全体で受け止めるのです。
そのためには意識的な足しの運び方をしなければなりません。
ある程度の訓練が必要です。

 

自分がどのような歩き方をしているのかを知るために、ビデオにとってもらう方法もあります。
家族の誰かにお願いしましょう。
生活習慣を変えることは難しいでしょう。

 

歩き方となるとさらに難しくなります。
それでも、将来の健康のだめです。
頑張ってみる価値は大きいとおもいませんか。

 

注意しなければならないことは、決して無理をしないことでしょう。
体を鍛えることと無理をすることはまったく違います。
無理せずにできることから、体を強くしていきます。

 

インターネットで検索してみるといろいろなストレッチがあることがわかりますが、すべてをやる必要はなく、できることでいいでしょう。
重要なことはそれを続けていくことです。

貴方の身体病んでいませんか?