高血圧の原因(塩分)

高血圧の原因(塩分)

高血圧の原因(塩分)

ご存知の方も多いのではないかと思いますが、血圧が高いというと、塩分を控えることが重要だとよく言われますね。

実際、高血圧の治療において、まだ重度の高血圧まで行かない場合には、塩分の摂取を控えるように医師から言われます。
なぜ、塩分の過剰な摂取がそれほど問題になるのかと申しますと、塩分を取りすぎることで血液中の塩分濃度が上がります。

そうするとどうなるかというと、細胞組織の活動が低下してしまうのです。
ですが、細胞組織の活動を低下させないようにと、今度は腎臓が血液中に水分を送り出して、薄めようとします。
結果的に、血液の量が増えますから、血圧が上昇することになるわけです。
これを考えますと、毎日、毎食のように塩分を取りすぎていますと、血圧が上がりっぱなしになるのがわかると思います。

しかし、塩分が原因と考えられる高血圧であれば、まだ良い方ですね。
食事の際に、塩分を出来るだけ取らないようにすれば改善されてゆくのですから。
このような高血圧のことを「食塩感受性高血圧」と呼びます。
かなりの高血圧のかたが、塩分を減らすことで正常血圧に近づきます。
誰もがこの方法で血圧が下がってくれるのであれば良いのですが、そのようにはなかなか
まいりません。

摂取した塩分の量にはほとんど左右されない血圧・・・という場合もあり、そのような高血圧のことを「食塩非感受性高血圧」と呼んでいます。
このどちらの体質もやはり遺伝すると言われていますので、くれぐれもご注意ください。

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