高血圧による動脈硬化

高血圧による動脈硬化

高血圧を改善するためにどうしたら良いのか?

高血圧による動脈硬化

高血圧になってしまいますと、さまざまな合併症が現れてくるのですが、その理由を詳しく説明いたしましょう。
動脈内部を圧力の高い血液が流れ続けることによって、動脈が硬化してしまうというのが大きな原因となっています。

「動脈硬化」という症状を聞いたことはございませんか。?
原因は高血圧ばかりではありませんが、高齢になるほど動脈硬化の方の比率は高くなってゆきます。
血圧が高くなることによっても起こる動脈硬化ですが、何故、血液に圧力がかかると動脈が硬化してしまうか。

まず、血管内を流れる血液の摩擦力によって、血管の内膜に力がかかってしまうという事があります。
さらに、そのような状態では血管内皮から血管収縮物質が分泌されることとなります。
そして、その血管収縮物質によって、血管内皮が障害されることとなります。
さらに、身体はそれを修復しようとして、粥腫(アテローム)という物質を形成し、結局はそれがアテローム動脈硬化症の原因になるという訳なんです。

ですから、高血圧でなければ、このような段階を踏まずにすみ、アテローム動脈硬化症にはなりにくくなりますね。
実際のところ、動脈硬化には、このアテローム動脈硬化症の他にも、細動脈硬化、中膜硬化などがあるのですが、一般的にはアテローム動脈硬化症のことを指します。
このアテロームを伴った動脈硬化は、高血圧の他に、喫煙や脂質異常症、糖尿病などにもなる原因となります。

喫煙者もまだまだ多いですし、脂質異常症のかたも多くいらっしゃいます。
糖尿病も現在の日本では激増しています。
このように病名がつけば病院で治療を始めるかたが多いのですが、喫煙や高血圧は楽観視するかたも多いです。
気づいたときには、もう手遅れという場合があり得ますので、高血圧の治療は必ずするようにしてください。

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