高血圧を改善するためにどうしたら良いのか?
高血圧による脳疾患2
高血圧が直接的に脳疾患に結びつくというよりも、高血圧によって動脈硬化が引き起こされ、それによって脳疾患などさまざまな病気に結びつくと考えてください。
高血圧が直接的に脳疾患に結びつくというよりも、高血圧によって動脈硬化が引き起こされ、それによって脳疾患などさまざまな病気に結びつくと考えてください。
とはいえ、根本にあるのは高血圧ですから、やはりそこを改善しないと解決しません。
脳というのは心臓と並び、人間にとってもっとも重要な部分です。
その部分に危険が及ぶ可能性が高いですから、高血圧を軽く見てはいけません。
高血圧によって起こり得る脳疾患と言いますと、脳卒中が多いでしょう。
脳卒中の中には、脳出血や脳梗塞、くも膜下出血などが含まれますが、高血圧が大きな原因となるのは脳出血と脳梗塞です。
脳出血というのは、脳の中の血管が破れてしまい、血液が脳の内部に流れ出てしまう症状です。
脳梗塞のほうは、脳の内部の血管が詰まってしまい、そこから先に血液が行かなくなってしまう症状です。
どちらも、命を落とす危険性のある症状なのです。
助かったとしても、身体の半分に麻痺(まひ)が残ったり、そのせいで言葉も話せなくなってしまったり、認知症まで発症してしまったりと、本当につらい思いをすることになってしまいます。
私の父は脳梗塞で倒れ、医師が言うには、梗塞がもう少しずれていたら怒りっぽくなったでしょうと言う説明でした
脳は複雑ですね
高齢であればあるほどリハビリも出来なくなり、寝たきりになってしまう可能性が極めて高いです。
年齢が若ければ、もとのように元気になれる可能性もありますが、それにしても大変なリハビリを経験することになるでしょう。
高血圧は、常にこのような症状と隣り合わせだということを、しっかりと認識していただきたいと思います。