検査の結果で落ち込まない

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心臓カテーテル検査やCT検査など、心筋梗塞を診察する上では様々な検査が重複して行われるケースも少なくありません。
心筋梗塞という病気は、それだけ大変な病気なのです。
しかし、検査が仰々しいからといって、それほど不安になることはありません。
血管の閉塞や血栓は、場合によっては非常に特定が難しいこともあるので。
そういう意味でも、検査を入念に行うべき病気だからです。

 

そして、そういった各種検査を終えた後でも、どれも同じことが言えます。
実際に診断が下される際に気をつける点。
それは、とにかく落ち着いてその結果を聞くことです。

 

場合によっては、想像以上の悪い結果が出ることもあるでしょう。
特に、心筋梗塞と宣告された場合は、冷静でいろという方が難しいかもしれません。
心筋梗塞で死亡した人の数を考えれば、その不安は当然です。
しかし「心筋梗塞=死」というわけではありませんし、実際のデータを見ても生還した人の方がはるかに多いのです。
特に、意識のはっきりした状態で検査を受けている人は、すぐに命の危険があるというケースの方がずっと少ないのです。

 

元々、心筋梗塞という病気の症状は、即座に命の危険につながるものではありません。
心筋細胞の壊死は、致死事由ではないのです。
心筋梗塞によって心臓が弱り、機能が低下した状況で合併症が発生した場合は命の危険に晒されてしまいますが、血管が詰まったからすぐに死ぬというわけではありません。
もちろん、非常に重要な血管が完全に詰まってしまった場合は、非常に危険な状態になります。
しかし、それ以外の血管であれば死の危険は決して高くはありません。

 

同じ心筋梗塞でも閉塞した血管の部位によって、症状はもちろん、命のリスクも大きく変わってきます。
心筋梗塞という診断が下されても、まずは冷静に医師の説明を聞きましょう。

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狭心症の定義
狭心症は、心筋梗塞の一歩手前の状態と考えて差し支えありません。 狭心症になった人全てが心筋梗塞への可能性を秘めた状態と言っても良いでしょう。
狭心症の症状
狭心症は、急性心筋梗塞のように「発作が起きた時点で死亡する可能性がある」という病気ではありません。 つまり、突然死の要因事由というわけではないのですが
狭心症の発端
胸痛が起こったら、心筋梗塞の前兆でもある狭心症を疑う必要があります。 とはいえ、胸が痛いから必ずしも狭心症とは限らないのも事実です。 そうしたこともあり、狭心症の症状が出ても病院へ行かない人が多いようです。
狭心症から心筋梗塞へ
死に到る病として世界的に最も恐れられている病気は、恐らくはガンではないでしょうか。 日本においてもそれは例外ではなく、病気による死亡要因として最も多いのはガンで、それはもう何十年と続いています。 そして、そのガンに次ぐ死因となっている病気は「心筋梗塞」だそうです。
心筋梗塞の症状
狭心症から心筋梗塞に病状が進行すると、その症状は劇的に変化します。 まず、胸の痛みの度合いが変わります。 狭心症は鈍痛と表現できる痛みなのに対し、心筋梗塞の痛みは「胸をえぐられるような痛み」と形容されるほどの激痛が走ります。
心筋梗塞を疑う状況
誰しもが、心筋梗塞になどなりたい訳では有りませんよね。 ただ、様々な要因で発病してしまう可能性は誰にも否定できません。 どれだけ健康管理に気を配って、規則正しい生活をしている人でも、大きな病気を抱える危険はあるのです。
無痛性、無症候性の心筋梗塞に注意
胸の痛みが発生した時点で心筋梗塞を疑うこと自体には、何ら問題はありませんが。 ただ、この公式だけを頭に入れて置くと、場合によっては取り返しの付かない事態になってしまうことも有り得ます。
心筋梗塞の原因
死に到る病であり、日本人の死亡率でもトップクラスに位置する心筋梗塞です。 当然ながら、その症状が出る前に予防しておきたい病気の一つです。 発症率を完全に0%にするというのは難しいかもしれませんが、リスクを軽減させることは十分に出来る病です。
心筋梗塞の分類
ひと言で心筋梗塞と言っても、その種類は様々ですね。 そして、その分類方法も複数存在しています。
まず自己診断を
狭心症や心筋梗塞という病気は、早期発見が非常に重要となってきます。 特に心筋梗塞に進行してしまうと、助からない可能性が飛躍的に上昇してしまいます。 この病気の死亡率が高いのは、既に助かりようがない状態で病院に運ばれるという状況が極めて多いためだそうです。
受診する病院
自己診断により、狭心症や心筋梗塞の症状が出ているのでは…?という疑いを持った場合、病院へ行くことになります。  ただ、その病院をどこにすべきかという点で迷ってしまう可能性があります。 実際、病院ならどこでも良いというわけではありません。
診察の際の注意事項
病院へ行くケースは、必ずしも心筋梗塞の症状が悪化した場合とは限りません。 むしろ、症状がまだ弱い段階で行く方が、あらゆる意味で得策です。