夏バテには豚肉が効く

豚肉は、いかにもスタミナが付きそうな食材ですね。
豚肉の生姜焼きなどをモリモリ食べると、何だか元気になりそうな気がします。
豚肉は長寿の県として知られる沖縄では、特に食べられている食材です。

 

沖縄の方たちは、豚肉を余すところなく使う事でも有名ですね。
豚足から豚の耳まで食べることでも知られています。
ですから、沖縄の方々は長生きされるのかもしれませんね。

 

 

ですので豚肉は夏バテ対策にもピッタリの食材と言えるでしょう。
ではどのように体に良いのでしょうか。

 

 

まず、豚肉には豊富にビタミンＢ１が入っています。
ビタミンＢ１は糖質（ごはんやパン）をエネルギーに変換する時に用いられるビタミンです。
ビタミンＢ１が不足するといくらごはんを沢山食べてもエネルギーになりませんので、元気が出ないのです。
豚肉と言えばビタミンＢ１と言えるくらい、豊富に入っています。

 

 

またビタミンＢ３（ナイアシン）も豊富で、このナイアシンは美肌作りや血行を促進する作用もあります。

 

 

その他ビタミンＢ１、Ｂ３意外のＢ群や、ビタミンＡ、Ｃ，Ｄ、Ｅ、Ｋ、ナトリウム、カルシウム等々、沢山のビタミンやミネラルが豊富に含まれているのですから驚きです。

 

 

夏バテ対策としてビタミンＢ１をより多く摂りたいなら、豚肉のヒレに一番Ｂ１が多いので、ヒレ肉がおすすめです。
しかもヒレ肉は脂肪が少ないし柔らかく美味しいので、豚肉のヒレを積極的に料理に活用しましょう。

 

 

また、そのビタミンＢ１の働きをより活発にしてくれる、いくつかの食材があります。
それは、ネギ類、にんにく、にら等と、クエン酸を含んでいるレモンやお酢です。
玉ねぎや長ネギ、ニンニク等にはアリシンという成分が入っているのですが、このアリシンがビタミンＢ１と結合すると、アリチアミンという成分に変化し、この成分がビタミンＢ１を体内に長く留める役割をしてくれるのです。
ですから疲労回復によく効くようになります。
豚肉の生姜焼きにも必ず玉ねぎを加えますし、焼肉にもニンニクをよく使いますが、おいしくもなるし体にも良いという事になりますね。

 

 

また、レモンやお酢などに入っているクエン酸とビタミンＢ群を一緒に摂ると、相乗効果でより疲労回復に効くようになります。
豚肉とお酢は味的にも相性がいいですから、焼いたり煮込んだりする時にお酢を使うと良いですね。

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