夏バテに山芋が効く

夏バテに山芋が効く

山芋は昔から元気になる野菜として、人々から愛されてきたものです。
夏バテにも山芋はとっても役に立つ野菜です。
一体、山芋ってどんな野菜なのでしょうか。

夏バテに山芋が効く

山芋は昔から元気になる野菜として、人々から愛されてきたものです。
夏バテにも山芋はとっても役に立つ野菜です。
一体、山芋ってどんな野菜なのでしょうか。

 

 

山芋は栄養豊かな野菜です。
ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウム、消化酵素であるアミラーゼ、コリン、粘性物質のムチンなどが入っています。

 

 

夏になると、冷たいものばかり食べるようになってしまいます。
そうすると胃にはいつも冷たいものばかり入ってくるようになりますが、胃というのは冷えると極端に働きが悪くなってしまうのです。
そうすると消化機能がうまく働かなくなり、食欲がなくなってしまうという事になります。
食欲がなくなると栄養が体に取り込めなくなりますから、体は元気でなくなり夏バテという事になってしまいます。

 

 

ですが、山芋成分のムチンは粘膜を保護する働きがあるので、胃を保護してくれるのです。
そうすると食欲もわいてきて、きちんと食事が出来るようになります。
しかもたんぱく質の消化を助けてくれるので、たんぱく質がうまく体に吸収されて元気になるのです。

 

 

また成分の1つであるアミラーゼは消化を助けてくれる成分で、胃腸薬にも使われているほどです。
夏バテで弱った胃腸を修復してくれますから、胃腸薬を飲んでいるのと同じことになりますね。

 

 

山芋は積極的に摂るべき野菜ですが、熱を加えると栄養素が壊れてしまうという残念な一面もあります。
ですので、山芋は出来たら生で食べるようにしましょう。
そもそも、生で食せるイモ類って、山芋の他にはありません。
しかも生でもとてもおいしいですよね。

 

 

どのような料理があるでしょうか。
まず、山芋の代表的な料理は、やはり「とろろ」でしょう。
とろろは、山芋をおろし、だし汁でのばしてご飯等にかけて食べるものです。
食欲がない時でも、するするとのど越し良く食べることが出来ますし、夏バテの時にはもってこいの料理です。
とろろをかけるごはんは白米より麦飯の方がよりおいしいです。
また、山芋を拍子切りにして、刻みのりをかけお醤油をかけるだけでもおいしいものです。
また、マグロのお刺身にとろろをかけたり、納豆と和えたりしてもおいしいですね。

 

 

注意しなければならない点は、山芋にアレルギー反応を起こす方がおられるという点です。
山芋を触っているうちに手がかゆくなる方もたまにいますので、そういう場合はすぐに水で洗うようにしましょう。