夏バテに梅酒を活用しましょう

暑い夏を乗り切るために、日本人は昔から梅酒で作った冷たい飲み物を飲んで来ました。
爽やかな梅の香りと甘さで、とてもおいしいものです。
梅酒は、おいしさと夏バテからくる疲労を回復させる効果があるので、昔から日本人の馴染みのものとして各家庭で作られて来ました。
今でも梅酒作りは、廃れることなく人気ですよね。

 

 

梅酒には沢山の効能があるということはご存知でしょうか。
まず、疲労を回復させるのは梅酒に含まれているクエン酸のおかげです。
クエン酸は栄養素をスムーズにエネルギーに換えてくれる働きがあるので、疲労回復に役立つのです。
またクエン酸は唾液の分泌を促してくれるので、食欲を増進させますし、消化吸収を助ける働きもあるので、夏バテで食欲がなくなる時には積極的に飲むといいかもしれません。

 

 

しかも梅酒にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているのです。
ビタミンＢ１、Ｂ２やビタミンＣは疲労回復にはとても役立つビタミンです。
また疲労回復だけではなく、腰痛や肩こりにもその痛み等を緩和させる作用があります。

 

 

梅は酸っぱいのですが、アルカリ性であるという点も優れていることの１つです。
現代人は肉食が多くなっていますが、これは体液を酸性化してしまうものです。
体が酸性に傾くと血液がドロドロになってしまうのですが、その時にアルカリ性のものを一緒に摂ると、体を中和させる効果があるのです。
食事の時に梅酒を一緒に摂れば、体が酸性になることを防げますし、それは体に抵抗力をつける事にもなりますので、夏バテ対策にもなるのですよ。

 

 

梅酒はその名の通りお酒の一種です。
このアルコール分が血行を促進してくれる役目をします。
エアコンで体が冷えると血行が悪くなりますので、夕食の時に一緒に飲むといいでしょう。

 

 

梅酒の作り方はとても簡単です。
材料は青梅１ｋｇ、氷砂糖４００〜６００グラム（甘さは好みなのでご自分で加減しましょう）、ホワイトリカー１，８００ミリリットル、広口のガラス瓶（ホームセンター等に必ず売っています）を用意します。
青梅は水でよく洗いヘタを取り、水分はよく拭きとっておきます。
広口瓶に青梅と氷砂糖を交互に入れて行きます。
（広口瓶は必ず清潔なものを使う必要があるので、熱湯で消毒したり、又はアルコールでよく拭いておきます）。
そこへホワイトリカーを注ぎ入れ、冷暗所に置いておくだけです。
大体３か月くらいで飲めるようになります。

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