.動脈硬化を進行させる「痛風」

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動脈硬化を進行させる「痛風」

動脈硬化を進行させてしまう病気には、高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風、肥満などがあります。そのような病気を患っている場合は、動脈硬化の治療と共に、その病気の治療も行います。ここでは、その中で「痛風」について、紹介します。

 

「痛風」は、体内に尿酸が溜まり、それが固まって激しい痛みを引き起こす病気です。痛風になる原因は、血液の中の尿酸が多すぎる状態の「高尿酸血症」です。また、高尿酸血症は、他の病気を発症することもあります。血液の中の尿酸が増えすぎると、動脈硬化を促進させてしまいます。

 

痛風の改善方法は、食生活を見直す食事療法や運動療法、薬を使った治療などですが、主な改善方法は、食事による療法です。そのことからも、痛風と食習慣は密接に関係しており、食生活によって、痛風を悪化させることもありますし、改善させることもあるのです。

 

痛風を引き起こす原因となるのは、「プリン体」です。そのため、レバー、明太子、スルメイカ、エビ、白子などのプリン体を多く含む食品は、控えないといけません。ただ、これらの食品は、家庭の料理に頻繁に出ることはないと思うので、それほど気にしなくても良いのですが、外食によく行く人や珍味が好きな人は、知らず知らずのうちにプリン体を多く摂取していることが多いので注意が必要になります。

 

また、プリン体を多く含むものでまずイメージするのは、「ビール」ではないですか?ビールは確かに多くプリン体が多く含まれていますが、明太子やレバー、白子などの食品に比べてその含有量は少ないです。しかし、「ビールを飲むと痛風になる」と言われるのは、ビールの場合、1回の摂取量が多くなりますし、尿酸の排出を促す肝臓や腎臓の機能を低下させてしまいます。

 

ビールをよく飲む人の改善方法としては、やはり一番良いのが禁酒です。しかし、仕事の飲み会などでお酒をどうしても飲む機会があると思いますし、我慢することがストレスになってしまうので、絶対に飲んでいけないというわけではありません。飲む量を減らしたり、飲まない日(休肝日)を作ったりすることを心がけましょう。

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