高齢者が引く風邪について

スポンサーサイト

成人が風邪を引くのと違って高齢者が風邪を引いた場合には特に注意が必要になります。もちろん成人も風邪を甘く見ていると大変な事態になる場合も有りますので予防に努める事は大切なのですが、高齢者の場合は特に予防は必要になります。

 

何故なら高齢者の場合は抵抗力や免疫力が弱まってきている為に、風邪を放っておくと肺炎や気管支炎等、他の病気を一緒に併発してしまう可能性が高い為です。また通常は風邪を引くと発熱しますよね。

 

これは風邪のウィルスによって脳の体温調節中枢を発熱物質が刺激して起こす症状です。この発熱物質は風邪ウィルスによって炎症を起こす事で作られます。

 

ですから風邪を引いているんだなと言う自覚症状が出て治そうと言う考えも起こると思うのですが、高齢者になるとこの発熱物質を作る機能自体が衰えてしまっているので、体温調節中枢が刺激される事が少なくて熱が出にくくなってしまうと言われています。そうなると風邪ウィルスが身体に溜まったままになってしまい、他の炎症や症状を引き起こしやすくなります。

 

また痰を出す事も鈍くなってしまう為に身体の奥へと風邪のウィルスが入り込んでしまいやすくなるのです。こうする事で肺炎等の合併症を引き起こす事になってしまいます。自覚症状が出にくく、気が付いた時には色んな症状も一緒に併発している可能性が高いのが高齢者の風邪ですので、周りの人が普段の生活を見て気が付いてあげる事が大切になりますし、予防にも積極的に努めていってもらいたいですよね。

スポンサーサイト


貴方の身体病んでいませんか?