風邪予防

統計的に見てみると肺炎にかかる人の年齢は高齢者の方が多いと言われていて、全体の7割以上が65歳以上の人だそうです。風邪を悪化させて肺炎にかかってしまう人が多いようですが、高齢者の肺炎についてはそればかりではなくて、食べ物等が気管に間違って入ってしまう事で細菌が食べ物から気管に移って肺に入り込んでいき、それが原因となり肺炎にかかってしまうと言う場合も多いそうなのです。これを誤嚥性肺炎と言う様に呼んでいます。

高齢者がこうした肺炎にかかりやすいのは免疫力が低下したり、抵抗力が低下したり、反射機能が低下したりしている場合が多いからです。その為に肺炎にかからない様に風邪予防をしたり、病気の予防をしたりする等、健康管理をしっかりとする必要が出てきます。

また先程高齢者が肺炎にかかりやすい理由として反射機能が低下している事を挙げましたが、これは過去に脳梗塞にかかった事が有る場合、低下している可能性が多い様ですので、脳梗塞を患った過去が有る人は注意が必要になります。また最近CM等でも呼びかけている

「逆流性食道炎」と言う病気が有ります。これは胃液が普通どおりじゃなくて逆流している症状の事で食道に胃液が行ってしまい、炎症を起こしてしまうのです。

これも高齢者に多く現れる症状だと言います。胃液が気管に入ってしまうと肺炎になってしまう可能性が出てくると言います。この様に肺炎は高齢者に多くかかりやすい病気ですが、成人の方でももちろんなる可能性が有りますので予防はしっかりとする事が大切になります。